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DELL Inspiron 15R N5110 HDDの容量がパンパンで動作が遅くなり不安定 SSDへ増設

浦添市より「最近何をやるにしても速度が遅くて困っています。また始終ファンもうるさいのです。」とご相談いただきました。

起動させますとけたたましくビープ音が鳴ってちょっとビックリ。駆動用のバッテリーが劣化したので、普段は外して使っているとのこと。そのせいのビープ音だと思われます。「何かが異常ですよ」という際になるのがビープ音なのですが、動作しているので大丈夫ということでしょう。おそらく内蔵CMOSの異常かもしれません。

デル製ノートパソコンのビープ音について

ファンが始終まわってしまうのはCPUグリスの塗り直しで改善する可能性がありますね。

さて、本題の「動作が遅い場合」について調べて行くことにします。まずHDDの不良が考えられます。一通り確認しますと、HDDの容量が真っ赤なバー表示。データがパンパンに入っている様です。これでは快適に動作するわけがありません。

写真は修理完了後に内蔵HDDを別のマシンにつないでみたところです。Fドライブ(内蔵時にはC)がパンパンです。
写真は修理完了後に内蔵HDDを別のマシンにつないでみたところです。Fドライブ(内蔵時にはC)がパンパンです。

なんでも最近、動画ファイルをたくさんコピーしたとのこと。容量に気づかずコピーをしてしまったために動作不良を招いてしまったようです。

HDDやSSDの空き容量は通常20%程度ある方が望ましいとされています。(例:500GBの場合100GB)容量いっぱいで使い続けると最悪は動かなくなる事もありますのでご注意下さい。

さて、現在使用されているのは500GB HDDですので、1TB への増量をご提案。そのまま作業を進めることになりました。

底面にはHDDにかんたんにアクセスできる部分がないため、リアパネル全体を外してみることにします。

見えるネジ12箇所(蓋の部分含む)+ゴム足の下2箇所。
見えるネジ12箇所(蓋の部分含む)+ゴム足の下2箇所。

リアパネルのネジを全部外しましたが、うまく外れません。

この辺りから

「かなり分解しないとHDDに到達できないかも…」

と思い始めています。

ウラがダメならオモテでしょう。

ということで4箇所の抑えツメからキーボードを外し、その下にHDDがないか覗いてみました。

キーボード固定のためのツメ4箇所、天板と裏蓋の固定のネジ4箇所、あとはフレキを3箇所はずす必要があります。
キーボード固定のためのツメ4箇所、天板と裏蓋の固定のネジ4箇所、あとはフレキを3箇所はずす必要があります。

ここでもHDDを見ることはできませんでした。さらに分解を進めます。キーボードフレキ以外にもトラックパッド、電源スイッチ、トップケース右奧のLEDランプ、あちこち外すべきフレキ類を先に外すのを忘れずに。

上蓋は外れ、基板が露出しましたが、HDDにはまだ到達できません。このモデルの底面は本体ケースを兼ねていました。基板手前をみますと、ハードディスクらしき部品が見えています。基板のウラに付けられている様ですので、基板を外す必要があります。

基板をはずすためにはネジ4個を緩めて液晶を外す必要がありました。
基板をはずすためにはネジ4個を緩めて液晶を外す必要がありました。

CMOS電池は上記写真の左下にあります(写っていません)CMOS交換だけでもここまで開ける必要があります。

さて、右奧のWi-Fiアンテナ、手前にも1個あるコネクタ類を注意深く外して、マザーボードを外す準備です。

ネジは基板上に「△」マークがついた4箇所を外します。

このような白いマークが付いています。
このような白いマークが付いています。

さて、これですぐに外れる…と思いきや、

マザーボードは右、左のドーターボードに繋がっていました。コネクタなので真上に持ち上げれば良いだけですが、きつめにはまっているのでちょっとだけ勇気が要ります。

左奧のドーターボードから外した所。赤枠は受け側コネクタ。
左奧のドーターボードから外した所。赤枠は受け側コネクタ。
右奧のドーターボードから外した所。
右奧のドーターボードから外した所。

ようやくHDDに到達です…。

ゲー、

ながかった。(子どもの頃「ゲー」ってまあまあ使ってました。そういえば最近聞かない。)

ようやくHDDとCPUに出会うことができました。
ようやくHDDとCPUに出会うことができました。

まずはHDDを取り外し、新しいSSDに複製作業を始めます。その間CPUのグリスのチェックです。

見込み通りカパカパに乾いています。
見込み通りカパカパに乾いています。

CPUグリスを塗り直し後、SSDへの複製の完了を待って、再度組みあげていきます。忘れずCMOS電池も交換します。

一通り作業終わりました。
一通り作業終わりました。

組み上げて最初の電源投入です。ビープ音なりませんね。CMOS電池の劣化だったと思われます。

HDDからサイズを変えてSSDへデータ移行した場合にはまあまあある症状。
HDDからサイズを変えてSSDへデータ移行した場合にはまあまあある症状。

こちらもそのまま待っていますと、自動で再起動になり、無事正常起動するようになりました。あとはいらないパーテーションDドライブがありましたので、ツールを使ってCドライブに結合しました。

起動してしばらくしてもファンが始終高速回転することも無くなりました。

全ての不具合を解消することができました。これにて完了です。

ご利用ありがとうございました。

カテゴリー: CPUグリス、DELL、HDD/SSD交換、Windows、データ復旧・救出、バッテリー交換、発熱・放熱・冷却 タグ: DELL修理国際通り、DELL修理沖縄、DELL修理那覇、DELL国際通り、DELL沖縄、DELL那覇、Windows修理国際通り、Windows修理沖縄、Windows修理那覇、Windows国際通り、Windows沖縄、Windows那覇

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